前髪が薄い男

オウゴンエキス

コガネバナ(黄金花)はシソ科の多年草の植物で、中国やモンゴル、ロシアといった大陸に分布する植物で、このコガネバナの根の周皮を取り除いて乾燥したものを「オウゴン」といい、そこから抽出された成分がオウゴンエキスです。

 

オウゴンエキスって前髪の薄毛に効果あるの!?
画像引用:Weblio 辞書

 

オウゴンエキスは、水やアルコールなどで抽出され、 黄色から黒褐色の液体で、わずかに特異なにおいがあります。
和名のコガネバナ(黄金花)の名前は、根の色が黄金色をしているのが由来であるといわれています。

 

オウゴンエキスは、中国で漢方薬として処方されていいました。
日本や欧米などでは化粧品の成分としても使われており、湿潤剤などとして、化粧水や乳液、クリーム、美白化粧品などに配合されています。

 

オウゴンエキスの働き

オウゴンエキスには、有効成分のバイカリン、バイカレインなどが含まれており、消炎、充血、発熱を伴う頭痛、腰痛、嘔吐、下痢、胃炎、腸炎抗炎症作用などに効果があることが知られています。

 

保湿効果や肌荒れ防止、消臭、ニキビの改善の効果があることから、化粧品の原料の一つとしても使われています。
また近年、この潤いをもたらす成分が育毛効果があることも分かり育毛剤として使用されるようになりました。

 

オウゴンエキスなら副作用が無いのか!?

コガネバナと呼ばれる自然由来の成分から抽出した天然成分で基本的に副作用はないと言われていますが、ホルモンバランスに少し影響が出る場合もあるようなので、気になる場合は注意が必要かもしれません。

 

育毛剤に使われる場合に期待される効果

オウゴンエキスを育毛剤として使われる場合期待される効果は、抗炎症、保湿、AhR-CYPシグナルの抑制、SOD様作用、男性ホルモン(DHT)の抑制です。

 

抗炎症

頭皮は、ストレスやシャンプーなどによって、炎症を起こしてしまう場合があります。
炎症が原因で脱毛する場合があり、オウゴンエキスに含まれるバイカリン、バイカレインによる抗炎症作用によって炎症を抑え、脱毛を防ぐ効果が期待できます。

 

保湿

頭皮の乾燥によって脱毛などのトラブルになる場合があります。
オウゴンエキスには保湿作用があり、乾燥による頭皮トラブルを防び頭皮環境を整えます。

 

AhR-CYPシグナルの抑制

現代社会で生活するといやおうなしにタバコの煙や車の排気ガスなどの化学物質にさらされます。
「環境ストレス」と呼びばれるこれらの状況では、皮膚の繊維芽細胞内にあるAhR(芳香族炭化水素受容体)が活性化し、CYP1B1という異物代謝酵素の発現を誘導します。
この一連の流れを「AhR-CYPシグナル」と言います。

 

AhR-CYPシグナルが活性化すると、コラーゲンを分解する酵素MMP-1やエラスチン分解酵素が作り出され、これらが分解されること、脱毛などの頭皮の老化に繋がります。
オウゴンエキスはAhR-CYPシグナルの活性化異常を防ぎ、MMP-1を抑制することで皮膚の老化を予防・改善する効果があります。

 

SOD様作用

SODとは“スーパー・オキサイド・ディスムターゼ”の略で、活性酸素を除去する酵素のことです。
活性酵素とは、外部からの異物や刺激を受けると作り出される免疫機能です。

 

ただ、この活性酵素が過剰に生産されると細胞や内臓にダメージを与えるため、体内ではSODを生産しダメージを軽減させています。

 

しかし、加齢によりSODの活動が徐々に低下し、老化が進行して肌や毛髪のトラブルの原因の一つになることが近年わかってきました。
オウゴンエキスには、SOD様作用(=SODと似た作用を持つ物質)があり、活性酵素を除去して細胞などの酸化を防ぐことで、エイジングケア効果が期待できます。

 

男性ホルモン(DHT)の抑制

男性の薄毛や脱毛は、男性ホルモンに含まれる成分「テストステロン」が原因と言われています。

 

テストステロンは、そのままで薄毛作用は高くありませんが、頭皮にたくさん存在する5αリダクターゼとという酵素と反応することで、強力に薄毛・脱毛を促進させる物質のDHT(ジヒドロテストステロン)に変化してしまいます。

 

DHTは毛母細胞の分裂を妨げて発毛を阻害し、脱毛を引き起こします。
オウゴンエキスには、5αリダクターゼの生成を抑制する効果があり、これによってDHTを減らし、脱毛を防ぐことが期待できます。